Uncategorized

犬のアトピー

人間と同じように、犬にもアトピー性の皮膚炎は存在します。そもそもアトピーというのは、様々な環境アレルゲンに対してアレルギーを示しやすい先天的素因です。蚤アレルギーに次いで多いアレルギー性皮膚疾患でもあります。一旦発症すると、犬は断続的なかきむしりを一生続けるという傾向にあります。アトピー持ちの犬の8/10匹は蚤アレルギーを有しているとも言われています。また、1/3は特定の食品に対するアレルギーを持っているとされます。研究によると、80%はイエダニ・ハウスダストの混合物に対するアレルギーを持っている事も明らかになっています。また、犬種によってもアトピー性皮膚炎になりやすいか否かというのはあります。具体的には、柴犬・シーズー・ゴールデンレトリバー・ラブラドールレトリバー・ダックスフンド・プードル・フレンチブルドック・ウェストハイランドホワイトテリア等が該当します。通常治療としては、アレルゲン注射による免疫療法・原因となるアレルゲンの回避・抗ヒスタミン薬・糖質コルチコイド薬・シャンプー・脂肪酸サプリメントなどがあります。さて、このアトピー性皮膚炎というのは、環境・細菌・免疫・食事・皮膚バリアといった様々な要因があります。その為、どれか一つに対して治療を行うのではなく、総合的な治療が必要となってきます。診断基準としては、3歳以下での発症・室内飼い・ステロイド薬で痒みが始まる・耳の内側に病変がある・腰背部に湿疹はない・最初は湿疹のない痒みといった項目からなります。素人目に判断する事は間違った治療に進みかねない為安易に判断するのは良くありませんが、犬の異変に気付いた時に前述した診断基準と照らし合わせてみるのも1つ手だと言えるでしょう。ただし、あくまで「あれ?アトピーかも?」と疑いをかける程度にして、その上でかかりつけの獣医師に相談するというのが適切でしょう。アトピーというのは生涯にわたって付き合っていく事になります。従って、治療は定期的且つ長期的なものになっていくでしょう。ですので治療も負担の無いものにする必要があります。薬1つに頼り切りというのではなく、環境を整えて、スキンケアをしてあげて、必要に応じて食事も見直してあげてと多方面からその犬にあった治療プランを練ってあげる事がとても大切なのです。まずは、アトピーの治療にたくさんの選択肢がある事を知ってください。そして、治せないからと諦めるのではなくて、かかりつけの獣医師に相談し治療にあたってほしいと思います。

Author

admin@dacruna.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です